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神戸市東灘区小寄公園(旧本山交通公園)保存車両

JR摂津本山ちかくで本山交通公園として交通教室や自動車の運転も練習できる公園として親しまれていましたが、2006年には閉鎖されその後小寄公園としてランニングコース、グラウンドとして整備されています。
石原産業の蒸気機関車と神戸市電が当時のまま保存されています。

蒸気機関車は石炭の熱で水を蒸気にして動くのですが、能率が悪いこともあって少しづつ姿を消しています。この機関車は第二次世界大戦中の昭和17年4月海南島(中国の南)向けに日本車輛製造株式会社で製造されましたが、製造後は八幡製鉄(今の新日本製鉄)株式会社を経て昭和21年から石原産業株式会社四日市工場で昭和42年10月まで使っていました。
説明
1.形式   C形S108
2.重さ   運転整備38.4トン 空車 29.7トン
3.大きさ  長さ8.55メートル 幅2.55メートル 高さ 3.55メートル
4.車輪直径 1.07メートル
5.寄贈   石原産業株式会社四日市工場
と金属製の銘板が建てられています。
 付近のマンションとの対比は珍しい光景です。
 運転台もかっては見学可能でした
神戸の市街電車は明治43年4月に生まれ、昭和46年3月に全部その姿を消しました。この電車は市電の歴史で最も新しい型です。いたずらせずによくかわいがって下さい。
説明
1.形式   1150形低床ボギー電車1155号
2.定員   80人
3.面積   23.2平方メートル
4.重さ   15.5トン
5.大きさ  幅2.438メートル 長さ 12.7メートル 高さ 3.555メートル
6.製造所名 川崎車両(今の川崎重工業)株式会社
7.製作年月 昭和31年10月
8.寄贈   神戸市交通局
の金属製の銘板により説明されています。
塗装が少しはがれているようですが丁寧に保存されています。



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